自然の輝き

自然は常に変化しています。同じ日なんて一度もありません。
毎年・毎月・毎日、そして刻一刻と姿を変えていく自然。

その日の大気の動きや日光の強さ、風道…。
沢山の要素が絡み合いながら、ひとつの風景を作りだします。

そんな一瞬一瞬の「自然の輝き」に触れたくて、私たちは登山靴を履いて出かけます。
濃霧でも、雨が降っていても、風が強くても、
もし時間が出来たなら、まずは出かけてみる…

それが、より多くの感動と出会う秘訣かなと思っています。
ここでは、そんな儚く移り行く風景を集めてみました。

朝日と夕日

山の朝は早起きが一番。

まだ薄暗いくらいから歩き出し、昆虫や鳥の静かな(時に賑やかな)気配を感じながら湿原へ。日の出が近づくにつれて、大気がざわめき、霧が動き、生命の活動が本格化するのを肌で感じます。同じように夕日の沈みゆくときも…、心がほぐれる時間です。

霧の中

霧はいつもの風景を全く違うものに変えてくれます。
地平線を霧が覆って湿原が無限に広がっているように見えたり、逆に自分のいる場所さえわからないほどの濃霧に包まれたり…。どこまでも続く霧の中を歩いているつもりが、サーと霧が引いたとたん抜けるような青空が出現したり。とてもドラマティックです。

明るい霧の中では無限のミストが光を反射させるので、季節によって染まり方が変わります。新緑の緑の霧、晩秋の茶色い霧、冬の真っ白な霧など…。一口に霧といっても、本当に様々な姿で私たちを楽しませてくれると思います。

雨は自然の色をより鮮やかに映し出します。特に梅雨時期、まだ若い緑がしっとりと水にぬれ、そこに光が差し込むときの輝きはとても印象的です。空気まで染まったかと思うほど、大気全体が若い緑の気配に満ちてしまいます。そんな日は、ヒュッテでゆっくり過ごしてみてください。窓の外の緑に包まれ、沢の音を聴きながらコーヒーでも飲みながら過ごすゆったり時間。おすすめですよ。

月と星

草原の夜散歩。満月の日は自分の影がくっきり出るほどの明るさ。新月の日は自分の手が見えないほどの闇。そして満点の星。山の夜空は説明不要の魅力です。

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう